バイクと双子の育児をつらつらと

趣味のバイクの話や、双子の息子達の子育ての事など、つらつらと書いていく予定です。

んーって感じ。序章

先日、前職を私が辞める3ヶ月前に退職していた同じ歳の元同僚と会いまして。

なかなか面白い生き方をしている元同僚S。

彼は海外志向が強く、33歳ぐらいの時に英語の語学留学の為、突然会社を1年休業し、フィリピンだかマレーシアに旅立つ。(欧米は高いと)

戻って来てから念願のアメリカ駐在員となり同時期結婚。嫁さんと二人で海外生活がスタート。

んがしかし。

アメリカ駐在員となっているが、実際はメキシコでの業務となるので、居住地はアメリカ。職場はメキシコという変則的な働き方。まぁこれに関してはそういうものだったので問題はなかったんですが、元々いた駐在員の人が、ビザ更新のために大使館に行くと、その働き方は非常にグレーという審判が・・・

 

皆さんのメキシコのイメージはどうでしょうか?ドンタコス(今もCMやってんのかな)みたいな陽気なラテン系の人達が沢山いるみたいな感じでしょうか?

正解です。(なんやねん!)

一人一人は確かにそうなんです。しかし現地で住むとなると日本人には厳しいかと。まぁ治安が非常に悪いんですよ(ここでは職場があった地域だけを指します。他は行ったことがないのでわかりまへん)

場所はティファナというカリフォルニア州のすぐ横。国境を越えると突然街の模様が一変する。家の壁の周りには有刺鉄線が張り巡らせたりなんか物々しい雰囲気。

メキシコ(ここではティファナ。他の地域も一緒かと)は麻薬マフィアが台頭してまして、10年ぐらい前に地元の警察とマフィアが争って、なんと警察が負けてしまいました。そしたらどうなるか。どっかの壁に署長の死体を吊り下げて宣戦布告したとか。シャレにならん。映画か⁈

なのでティファナの警察はマフィア傘下ですので何も信用できません。何されるか分かりません。昔の駐在員の人はカツアゲされたらしい。皆さん、もし旅行に行かれる時はお気をつけを。ただし本当にみな明るくていい人ばかりなんですけどね。

そもそもそんな場所によく支社を作ったなぁ・・

当時の役員曰く、メキシコ人は職人気質であると。アメリカ人は仕事覚えるとすぐ辞めちゃうとか色々あったらしいです。

まあ元々アメリカにも事務所兼作業場があったんですが、リーマンショックの時に閉鎖(サンディエゴというとても素敵な所にあったんですよ)。事務所はアメリカに構え、作業場をメキシコへと移したんですね。後々それがめんどくさい事になっていくんですが・・話が逸れた。

 

ともかく大使館からお前らそんな事してたらヤベェぞ?と言われたもんですから(アメリカに税金落とさなかったり、アメリカ人を雇用しないならどうなるかわかってるよな?的な。多分。)当時の駐在員は一旦全員帰国する事に。Sもまた1年未満で帰ってきました。

そして2017年の年末。Sは退職する事に。

次は家具を作るために、岐阜にある学校に通うと。

学校は家具の本場、岐阜の高山で、1年で卒業らしくその後はどうするのか気になっておりました。

そして1年振りに彼に会うと・・

 

続く。